【土地購入術】不動産仲介業経験者からのススメ②
注文住宅情報コラム
COLUMN
こんにちは、住宅コンサルタントの松浦です。
不動産会社勤務を約9年経験している私からの土地購入方法のススメ。
前回は「土地探しは建築会社の担当と一緒に探してくださいね」というお話をしました。(前回の記事はコチラ)
2回目の今回は、”土地購入を決める際のポイント”についてのお話です。
~~良い土地が見つかりました~~
頑張って土地探しを行った甲斐もあり、希望に叶う土地が見つかりました。建物プランも問題なさそうです。
さぁ次は土地の購入申込をする手順ですが…。ここでお客様から一番多く聞かれるご質問が。
「土地の値段交渉ってできないんですかね?」
不動産会社の担当さんが最も恐れるワードですね(笑)
まず価格の交渉については、私個人的には全然お願いしてみたら
良いと思うんですね。
価格交渉することによって、資金計画的に予定に収まる、というような場合には
お願いしてみるのも一つの方法です。ある程度売主側もそれを想定している場合が多いので、驚かれることはないでしょう。
ただし、「値引きしてくれて当たり前でしょ」という態度や、「この土地はココがダメだから、アレがダメだから、
安くなるよね?」というようなお願いの仕方、あと法外な額の交渉などは、売主さん側や
見方になってくれるはずの不動産会社さんにも悪い印象を与えます。
せっかくの良いお話がパーになることもありますからね。そこはうまくお願いしましょう。
価格交渉することによるリスクがあることもお忘れなく。
私が不動産営業のときによく経験したのは、購入申込書のバッティングです。
人気エリアの物件などでは、申込書が同日に何件も重なるケースがあります。基本的には申込書の先着順で
交渉権は得られるのですが、売る側の心情を考えると、当然少しでも高く買ってくれる人に売りたいと
考えるのが普通ですよね。「言うだけならタダでしょ」という感じで交渉してしまったがために、
あとから涙を呑んだ、というお客様を私も星の数ほど見てきました。
ですので「この土地は是が非でも欲しい!!」という物件にめぐり会えた場合には、
価格交渉なんてしてちゃダメですよ、という話をすることもあります。
よく結婚と同じと例えられるのですが、土地購入もタイミングと勢いが大事と言われます。
土地探しは本当に気力と体力、判断力などが必要になり大変な作業なのですが、
一緒に頑張っていきましょう。
そんな感じで土地の契約まで無事たどり着けましたら、
今度は建物側のお話へと進んでいきます。
その先はぜひアールギャラリーで楽しい時間を過ごして頂きたいですね^^