新築住宅に住んでわかった3つのこと
注文住宅情報コラム
COLUMN
こんにちは、住宅コンサルタントの鈴木です。
最近、担当させていただいたオーナー様のお宅に 雑誌取材が立て続けに数件ありまして、同行させていただきました。
お引渡し後のお宅を拝見する機会はなかなかないのでとても勉強になりました。
住んでみてわかった3つのこと
①足りない!邪魔!――コンセントの配置 間取り決めの時、考えに考え抜いても、いざ住んでみると 「ここにつけて置けば良かった!」 「ここにあっても使わない・・・」 ということが起きてしまいがちなのがコンセントの配置。 家電の置き場を変えたらコードが丸見えで見栄えが悪くなったり テレビを移動させようとしたら、TV用のプラグがなかったり・・・。 今後増える家電や模様替えまで考えてコンセントの配置を決めるというのは至難の業です。 使われていないコンセントが壁にポツリとあるのも、おしゃれとは言えないですよね。
最近ではコンセントのアイコンを消したコンセントタップもあります。
こちらはメタフィスのデザインデェレクター、ムラタ・チアキ氏のデザインのもの。 四辺どこからでもプラグを挿すことができる機能性とフォルムの美しさが素晴らしいです。
他にも、床下コンセントにして隠してしまうのもひとつの手ですね。
②やっておけばよかった――壁の補強 せっかくの新築住宅、インテリアにこだわられる方も多くいらっしゃいます。
インテリアショップで見つけたおしゃれなアートパネルや、フロートタイプのTVボード。 これらを飾るためには、壁の補強が必要となります。 後から補強するとなると手間ですので、飾りたいものなども 間取りの段階で決めることをおすすめします。 今はどこにでも下地がつくれる取付下地補強セットなんかも気軽に購入できますが できればプロの手で最初に工事しておくのが一番安心ですよね。
③やっぱり大事――生活と家事の動線 スーパーから帰ってきたとき、重い荷物をすぐにしまえる玄関直結のパントリー。
コートクロークから洗面所を通ってリビングに行ける家族用の動線。 洗濯機のある洗面所から物干し場所、クローゼットの距離など ご家族の暮らし方がしっかり反映された間取りだと、ストレスなく過ごせます。 特に避けて通れない家事は、一秒でも時間を短縮したいですよね。 奥様から「こうしてよかった」との声を頂けると私たちも大変うれしくなります。
いかがでしたか? 住みやすさ、暮らしやすさとはなんなのか。
どうすればそれに一番近づいていけるのか。
日々勉強して、私どもにできる最善の提案していきたいものです。