注文住宅 資金計画 マイナス金利と住宅ローン
注文住宅情報コラム
COLUMN
【営業】 杉本 立
こんにちは
アールギャラリーの杉本です。
今回は新築計画の際、一番大事なお金の話を少ししてみます。
住宅購入の時、ほとんどの方は住宅ローンのお借入を考えるのではないでしょうか?
その住宅ローンと最近導入されたマイナス金利政策との関係を、私なりに考えてみました。
マイナス金利とは
マイナス金利とは長期金利(10年国債等のお金の貸し借りが1年以上の金利・住宅ローンの金利は長期金利の上がり下がりに影響を受けます。)がマイナスとなることです。
具体的には銀行に預金すると、わずかですが利子が付きますよね?
これが貯金をすると、銀行に利子を払わなければいけないのがマイナス金利です。
とはいえ、私たちが銀行に預金して利子を払うことはありません。
では、どういうことでしょう?
次のマイナス金利政策で説明します。
マイナス金利政策
実はこの政策では、銀行が日本銀行に新規で預金をする場合に、利子を払わなければいけなくなったのです。
通常の流れ
◆銀行→(預金)→日本銀行→(利子の支払)→銀行
だったのが……
▲銀行→(預金)→日本銀行 銀行→(利子の支払)→日本銀行
となりました!!
つまり銀行は日本銀行に新規にお金を預けると、管理手数料のように利子を支払わなければいけないのです。
この政策の狙いとしては、マイナス金利になると銀行は利子を支払わなければいけない日本銀行にお金を預けたくなくなる。
日本銀行に預ける予定だったお金を銀行は…
・企業に貸す
・投資に回す
・住宅ローン等で個人に貸す
などの、金利収入が取れるほうにお金をまわし、市場に大きなお金の動きを作り経済を刺激する!というのがこの政策の狙いなのです。
住宅ローンに影響は?
まず住宅ローンと密接な関係の長期金利がマイナスのため、更に下がる?ということも期待できると思います。
また、銀行も日本銀行に預けるとお金を支払わなければいけないため、金利収入の取れる住宅ローンで貸したいという気持ちは当然あるでしょう。
それに加えて、日本は銀行や金融機関の数が多く、競争が激しいのも住宅ローン金利降下の後押しとなるのでは?
特に固定金利は下がりやすいかな、と思っています。
まとめ
お住まい購入の際、住宅ローンの金利はとても重要です。
金利で新築計画のご予算も変ります。
自分が金利何%でいくら借りられるのか?を知ることは一番初めに知らなければいけません。
また金利は低ければ低いほどよいですよね♪
皆様、タイミングを逃さぬよう、きちんと事前審査しておきましょう!
マイナス金利で住宅ローンの金利がさらに下がることを期待しております!