監督営業マンの語るマイホームの出来るまで(内装工事編)
注文住宅情報コラム
COLUMN
【営業】 佐藤 延彰
こんにちは、元スーパー監督の佐藤です。
今回はお家の総仕上げ、内装工事について語っていきましょう。
内装といっても色々とあります。メインはクロス仕上ですね。白を基調にアクセントの華やかな柄で彩ってなんてことは良くありますよね。他には、タイルや石を貼ってゴージャスにしたり、漆喰や塗り壁なんかの左官屋さんも入ります。木質感を出したい場合は板材を貼ったりなんかもしますね。
床の仕上げは、タイル、クッションフロアやフロアタイル、カーペットとこちらもフローリング以外に様々です。
仕上工事のタイミングとしては、まず内装を仕上げて、その後にキッチンや、洗面、トイレなんかを設置することが多いですね。
この作業だけで、クロス屋さん、パテ屋さん、床屋さん、左官屋さんと色々と入ります。
ここで重要なのが、パテの工程です。クロスを仕上げるうえでパテの仕上がりによって、キレイにクロスが貼れるかどうか、デコボコ感のある不離が出るかどうかが、変わってきます。
下地のプラスターボードはビスで留まっております。このビス穴や、ボード同士のジョイント部分の隙間を埋めるのがパテです。ジョイントにテープを貼ったり、コーナー部分に補強材をしっかり使って、パテも2度3度と重ねてしっかりとペーパーで擦っての作業を惜しみなく丁寧にするほどきれいな下地になります。そうすることで、木目や柄物の素材のクロスを貼ってもきれいに貼れるようになります。
逆にフラットな天井なのに筋のようなラインが出てたり、デコボコが見て分かるようであればそれは下地処理が甘い、下手なクロス屋と言えるでしょう。ただこれは選ぶ素材によっては非常に難しいです。ペラペラの極薄のクロスを選ぶと若干の不離も拾ってしまうので、キレイに見えないこともあります。間接照明なんかで照らされていたら尚更、目立ちます。
それも踏まえて皆さんもクロスが必ずきれいに貼れるとは限らないと、素材なんかも選ぶと良いかもしれませんね。