監督営業マンの語る細かすぎて伝わらない現場(合板編)
注文住宅情報コラム
COLUMN
【営業】 佐藤 延彰
こんにちは、監督営業マンの佐藤です!
本日も細かすぎて伝わらない現場シリーズです。
今回は合板についてお話ししていきます。
合板と聞くとベニア板をイメージする方が多いかなと思います。
そもそも合板とは木材を薄くラミナして交互に接着し貼り合わせて強度を出したものです。
サイズは3×6尺(サブロクバンと呼ばれる)のが多く、その厚みにより構造用合板として耐震性を担う構造材として用いられたりもします。
こちらがJAS規格の構造用合板で
耐水やシックハウスの等級、厚みなどの印字がされております。構造用合板は、よく用いられる厚みは床で21,24,28mmが有ります。壁は9,12mmが多いです。
アールギャラリーの床合板は28mmを用いてます。構造的に水平溝面がより強いですね。
一般には下地に使われる事が多いですが、壁に何か固定する為の下地で針葉樹合板とフロアタイルやクッションフロアなどを貼る為に不陸の少ない平滑なラワンベニアが多く使われます。基礎工事やRCの建物で用いられるのがコンパネですね。和室や家具等の造作で使われたりするのはシナベニアになります。べニアで下地を丸くしたりRにしたりなんかも出来ますね。
左の合板は壁に9mmの構造用合板を貼り耐力壁として使っている場面です。筋交い+で使用すると更に壁倍率が増しガッチリ感でますね。
合板は使う用途や場所で色々と使い分けていくので奥が深いですね。最近はOSB合板といって木片を圧縮成形した合板がワイルドなテイストで仕上げ材としても使われます。
木の壁っていい雰囲気ですねー。憧れます。アールギャラリーは木の雰囲気満載なナチュラルテイストのお家も得意です。是非ともご見学にお越しください。