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監督営業マンの語る細かすぎて伝わらない現場(ちりと面取り編)

【営業】 佐藤 延彰

こんにちは、監督営業マンの佐藤です。

本日は現場で監督や設計士、大工さんなどの会話で聞かれる『散り』『面取り』という用語について解説していきます。

ちりとは主に部材同士の取り合いで出っ張りや段差の事のわずかな部分を指します。

巾木と建具枠や窓枠、框などの材料での通常と違う納め方で検討する際に用いられます。

 

こちらの写真では壁をふかした(厚くした)事により、枠のちりが少なくなり、巾木が枠に対して勝っている状態(はみ出している)事が見受けられます。本来なら枠がもう少し出ており、巾木が納まってくるはずです。ただこれは間違いでは無く、このこぼれた巾木の小口の処理が問題となってくるので、そこがしっかり対応出来ていれば問題はありません。通常の建材ですと、カットした断面があまり綺麗ではありません。そこで塗装や、シート貼り、とめ等で対応していきます。

 

 

 

←こちらは通常のクロス下地のプラスターボードの上からキッチンパネルを貼った状態です、ほぼ枠とフラットになってますね。

 

 

 

 

 

 

←こちらは洗面カウンターを控えて、壁のちりをのこした状態です。綺麗ですね。

 

 

 

 

またカウンターや窓枠などの建材は木や固い素材となているので角がとんがっていると当たると痛いですよね。そんな場合は角の面を取って、痛く無くします。

既製品の建材は大体面を取ってあり優しいですね。

 

 

 

←コレが面取りしてある下駄箱の天板です。角が丸まってて優しい!

 

 

 

 

そんな風に誰にでも常に優しい営業マンになりたいですね。それではまた!!