シンプルモダンなデザインをベースに、ハコ型の建物を重ねて立体感のある外観が実現。
白の建物に、黒屋根を合わせることでエッジの効いたデザインを意識したそう
建築実例
OUR WORKS
カーテンのいらない都市生活。テラスを囲む、コの字型の家
K様邸
- 延床面積/118.74㎡(35.9坪)
- 敷地面積/141.76㎡(42.8坪)
- 工法・構造/木造軸組
- 竣工年月/2024年1月
こだわりの設計をチェック!!
POINT 1
POINT 2
建物をパレットに見立てて、植栽の緑が映えるデザインを意識したというKさん。
「外観の白をニュートラルカラーとして、ベージュの門扉をあわせて、黒の玄関ドアをアクセントにしました」
POINT 3
室内空間は、白からグレーに、グラデーションになるよう配色を考えたというKさん。
「室内に統一感を持たせようと考えました。テラスには白のタイルデッキを敷いて、内と外との繋がりが生まれるように配慮しました」
POINT 4
キッチン正面、テラスに面した開口部には天付きのFIX窓を採用。サッシの干渉がなく、外の眺めを楽しみながら家事をこなせるのが心地よいのだそう
キッチン横のパントリーの引き戸が天付きなのも見逃せないポイント。垂れ壁をなくすことで、空間の広がりを損ねずに生活感を抑えた収納空間にしている
POINT 5
LDKは、面積的にも広さを確保したかったというKさん。
洗面室、浴室、脱衣室などの水回りを2階に配置することで、その分の居住面積をLDKに還元したのだそう
POINT 6
建物をコの字型にすることで、外からの目線が入らないメリットを活かして、カーテンのいらない吹抜けリビングを採用。
内と外との境界線があいまいになり、面積以上に広がりのある室内空間が実現
POINT 7
限られた敷地で、立体的な開放感を得たいとの理由で要望したという吹抜けリビング。
「お気に入りの照明が映えるリビング」という願いも同時に叶ったのが嬉しかったのだそう
POINT 8
テラスに面した複数の方位に窓を配置。コの字型の建物で外からの目線が入らないメリットを活かしたアイデア
さらに窓はリビングのバーチカルブラインド以外、カーテンを設けないことでリゾートライクな空間が実現している。テラスに敷いた白のタイルデッキは、太陽の光が反射しやすく、室内空間はその光を取り込むことで曇りの日でも照明が必要ないくらい明るい
POINT 9
ダイニング横に、スタディカウンターを造作。
ワイドスパンなカウンターなので、子ども2人が一緒に学習できるのがメリットとのこと
POINT 10
リビング横に手洗い場を配置。テラス面の窓にも近く、明るい空間が特徴。
カウンターなどを室内空間にあわせて造作で仕上げているから統一感があり、室内に馴染んでいるのが素敵だ
POINT 11
2階はウォークスルークロゼットに収納を集約。洗面室、脱衣室、主寝室との繋がりが良く、朝の支度や入浴時の着替えなどもスムーズ。
2階に水回りを配置したことで、動線が整理されて家事効率が上がったことと、洗面室を広く確保できたことで、親子同時に朝の支度ができるようになったのだそう
POINT 12
同じ色調のクロスを濃淡で貼り分け、空間のアクセントになるように白のタイルをワンポイントであしらっているトイレ空間。
照明の光が幻想的に映えることで、ホテルライクな空間演出をしている